フリーランスとは自由度の高い職業です。
仕事を始めるタイミングも、労働時間も本人次第。
そのため、つい仕事が不定期になってしまい、思ったような収入を得られないという人もたくさんいます。
ある意味でそれこそがフリーランスの醍醐味だといえるかもしれませんが、安定した生活をするためにはやはり改善に乗り出さなければならないでしょう。
フリーランスとして生きていくには、仕事のリズムを意識することが大切です。
今何をすべきなのか把握し、自分だけのリズムを作ること。
それさえできれば、個人事業主にふさわしい仕事ができるでしょう。
しかし常に意識して仕事のリズムを整えるのは、簡単なことではありません。
こちらではリズムを整えるのに役立つポイントを3点ご紹介しますので、フリーランスを目指すのなら参考にしてみてください。
目次
曜日や日付で仕事を区切る
フリーランスとして働いていると、曜日感覚や日付感覚がなくなったという話をよく聞きます。
自由な仕事環境ゆえの悩みですが、そのままにしていると仕事のリズムが滅茶苦茶になってしまう可能性があるでしょう。
世間との感覚のズレは孤独感も生み出し、徹夜や過度の睡眠による体調不良も心配となります。
仕事のリズムを作るためにも、曜日や日付を利用して仕事を区切ることをおすすめします。
カレンダーに仕事の予定を記入したり、スマホのタイマーで曜日を通知したりするだけでも、仕事に自然なメリハリが生まれるでしょう。
オンとオフを切り替えるきっかけにもなるため、フリーランスに不足しがちな休息を取得することにもつながります。
納期に甘えて後回しにしない
納期がまだ先だから後回しにしよう…そうやってぎりぎりになってから慌てるのは、フリーランスの様式美ともいえるかもしれません。しかしいつまでも納期に甘えて仕事を後手後手にしていると、いつまでたってもまともなリズムを作ることはできないでしょう。
個人で仕事を続けていくのなら、納期に対する認識を改める必要があります。
おすすめなのが、自分でもう1つの納期を設定する方法です。
クライアントからの納期のはるか前に自分だけの納期を設定して、その日までに終わらせるように仕事を行う。
慣れてくれば、だらけずに働くためのリズムを見つけることができるでしょう。
どうしても納期の寸前まで仕事が捗らないという人は、ぜひ自分で納期を作ってみてください。
仕事以外の部分でリズムを整える
フリーランスの生活は、何も仕事ばかりではありません。
さまざまな雑務や作業に追われることもあるでしょう。
そういった仕事以外のことがきちんとできていないと、結局は仕事のリズムにも悪影響を及ぼしてしまいます。
実生活でのリズムを整えることは、スムーズな仕事につながることを覚えておきましょう。
食事の時間や就寝時間を定めるだけでも、生活が劇的に改善されることはよくあります。
思いついたままに行動しているという人は、1日のタイムスケジュールを細かく作ってみるのもいいでしょう。
自由に仕事ができるフリーランスだからこそ、1日の中に理想のリズムを作ることが可能なのです。
自分にとっての最適な環境を考えて、不定期で不確定な生活からの脱却を狙ってはみませんか。