今はITフリーランスとして働くことができているとしても、ケガや病気などの理由で働けなくなるリスクはどうしても排除することができません。
そういったリスクに対応するには、就業不能保険に加入するのが一般的です。
しかし残念ながら多くのフリーランスは現在の仕事を優先してしまい、保険を考える機会を後回しにしてしまう傾向があるでしょう。
個人ですべての仕事をこなしているフリーランスだからこそ、働けなくなったときのリスクは普通の社会人よりも高まります。
健康なうちに就業不能保険への加入を考えることは、結果的にフリーランスとしての生活を支えることになるでしょう。
需要の高いITフリーランスとして忙しく働いている人も、下記を参考に就業不能保険への加入を検討してみてはいかがですか。
目次
ITフリーランスが抱える就業不能のリスク
ITフリーランスは在宅やオフィスでの仕事が多いため、自然と運動不足になりがちです。
年齢を重ねるごとに運動不足の影響は大きくなり、重大な病気やケガにつながることも増えてきます。
実は運動不足という意外なリスクを抱えているITフリーランスは、なるべく早く就業不能保険への加入を考える必要があるでしょう。
またフリーランスは、会社による健康診断を受けられません。
そのため病気が深刻な状況になってから見つかるということもありえるでしょう。
長期間仕事ができないという事態に陥ったとき、就業不能保険が最後の砦となるかもしれません。
特に家族がいるのならなおさら、保険ヘの加入準備を進めてみてはいかがでしょうか。
保険適用の基準を事前にチェック
就業不能保険は、さまざまな保険会社によって提供されています。
基本的にそれぞれ適用の基準が変わってしまうため、加入前に入念にチェックすることを忘れないようにしましょう。
どれくらいの期間就業不能である必要があるのか、通院ではなく入院が必要なのか、1つ1つ事例を合わせて確認しておくことをおすすめします。
就業不能保険のなかには、精神疾患が原因でも保険が適用されるものもあります。
1人での作業が多いITフリーランスは、突然うつ病などに見舞われるリスクも考慮すべきでしょう。
ケガや病気と合わせて、精神的な理由による就業不能をカバーしてくれる保険を探してみるのもいいですね。
貯金と合わせることでより安心
就業不能保険の多くは、実際に支払いを受けるまで時間がかかります。
支払いを受け取るまでの期間は就業不能保険以外の支援で乗り切る必要が出てくるため、普段からしっかりと貯金をする習慣を身につけておきましょう。
就業不能保険と貯金を合わせることができれば、フリーランスでも安心して仕事を続けることができますね。
保険にお金を出すという決断は、日々の生活から無駄をなくすきっかけにもなります。
節約できたお金を貯金に回せれば、意識しなくても働けなくなったときの備えを蓄えることができるでしょう。
フリーランスは普通の社会人以上に、貯金を習慣化する必要があります。
就業不能保険への加入を考えると同時に、ぜひ貯金をはじめてみてはいかがでしょうか。