近年は人と仕事を結びつけるクラウドソーシングが広まったことで、フリーランスとして独立しやすい環境が整っているといえるでしょう。
しかしその分フリーとして働くライバルが多くなり、良い仕事を得るための努力が必要となってきています。
漠然と仕事をこなしているだけでは、新しいフリーランスの波に乗り遅れてしますでしょう。
だからこそ、仕事の経験にはこだわる必要があります。そこでしか得られないものを吸収して、将来のために活かしてみましょう。
目次
クライアントとのコミュニケーションを経験する
クラウドソーシングでは、基本的に文章のみでクライアントとコミュニケーションを取ります。
そのため慣れていないと仕事に必要な情報を聞きそびれたり、誤解によって無駄な作業が増えてしまうこともあるでしょう。
そのたびに仕事が滞ってしまうと、ストレスやモチベーションの低下につながってしまいます。
しかしフリーランスとして仕事をする限り、簡易的なメッセージや文章だけでやりとりを行わなければならないことは多々あります。
なるべくたくさんのコミュニケーションを経験して、クライアントと上手に情報をやりとりする方法を考えるようにしましょう。
わからないことがあればすぐ質問し、納得のいかないことは訂正や改善を進言する。
そういった自主的なコミュニケーションが、フリーランスとしての次の仕事につながります。
スケジュールを自分で立てる経験が大切
好きな仕事を好きなだけする。そんな生活に憧れて、フリーランスを志した人も多いかもしれません。
しかしすべて自分の好きにできるからこそ、仕事のスケジュールは自分で立てなければならないのです。
いい加減な仕事管理や納期の設定を慢性化すると、クライアントに迷惑をかけ、最悪の場合仕事を失う可能性も出てきます。
そうならないためにも、仕事のスケジュールを自主的に立てる経験は怠らないようにしましょう。
実はクラウドソーシングはただ仕事を見つけるだけでなく、仕事管理の練習として利用できます。
今抱えている案件数はいくつあるのか、それぞれの納期はいつなのか、そういった情報が簡単に確認できるので、まずは便利なクラウドソーシングで自分のスケジュール管理に挑戦してみましょう。
その経験はいずれ、個人事業主として仕事を見つけていく際に役立ちますよ。
向いていない仕事をした経験は大きな財産になる
フリーランスとは1人の人間であるため、それぞれ得意な分野や仕事内容があります。
ときには自分に向いていない仕事を請けてしまったがために、精神的に辛い思いをしたということが起こり得るかもしれません。
しかしその自分に向いていない仕事をこなした経験は、後にフリーランスとしての自分を成長させてくれるでしょう。
向いていない仕事をやりとげた結果は、フリーランスの自信につながります。
もしかしたら苦手だと思っていた分野も、やっているうちに得意になることだってあるかもしれません。
最初から毛嫌いせずに挑戦した経験は、仕事の幅を広げるでしょう。
フリーで働くのなら、仕事として請け負える範囲は広いに越したことはありません。
ときどきはクラウドソーシングで仕事を探す際に、あえて自分の枠外を経験することをおすすめします。
ただ仕事をこなすだけでは、着実に成長してくことができません。
経験を重視して続けることが、新しい可能性とあなたなりの存在感を示すことになるでしょう。
その仕事から何を得られるのかを考えて、この先の未来に活かしてみてください。