フリーランスとして働いていくには、クラウドソーシングの利用が欠かせなくなってきました。しかし多くの案件と出会うことができるクラウドソーシングでは、いくつかの注意点を把握しておかなければ、無用なトラブルを招く可能性もあります。クラウドソーシングで仕事をしたいと考えているのなら、まずはこちらで気をつけるべきポイントを理解しておきましょう。フリーランスとしての働きはじめは、特に気を使ってみることが重要です。
目次
信頼できるクライアントを選ぶ
クラウドソーシングには、さまざまなクライアントが仕事を発注しています。なるべく信頼に足るクライアントを選ぶことが、仕事をはじめるための第1歩となるでしょう。評価や発注している案件を確認して、「この人と仕事をしたい」を思える相手を探してください。
その場限りの仕事よりも、長期的に付き合える仕事の方が、フリーランスにとっての優先度は高くなります。相手を信頼できなければ、そもそも長期的な付き合いが成立しないので、クライアント選びはフリーランスを続けていくための必須スキルになるでしょう。信頼できるクライアントの傾向を早めに把握できれば、クラウドソーシングで安定した仕事が受けられますね。
確実に達成できる仕事を受注する
フリーランスとしての働きはじめは、仕事がなくなるのを恐れるあまりに、キャパシティ以上の仕事を受注しがちです。せっかく仕事を確保しても、期限内での納品ができなければ報酬がもらえないだけでなく、自分自身の経歴に傷をつけることになります。無計画な受注をしないように、常に自分の仕事のペースを意識しておきましょう。
仕事の確実な達成のためには、体調管理も重要です。健康なら問題なくできた仕事でも、風邪をひいたせいでダメになった。フリーランスはそういったことも自己責任となるので、日々の睡眠や栄養の摂取には十分に気を使いましょう。多少の余裕を持っていられるくらいの仕事量が、フリーランスのスタイルとしてはちょうどいいのかもしれません。
相手としっかりコミュニケーションをとる
クラウドソーシングのメリットの1つに、気軽に応募ができるという点が挙げられます。しかし必要な相手とのコミュニケーションが不十分だと、思いもよらないミスを引き起こすことがあるでしょう。募集要項に気になることがあった。報酬や納期を詳しく聞きたい。そういったときは遠慮せずに、どんどんクライアントに連絡をとるようにしてください。
逆にいえば、しっかりとコミュニケーションをとってくれないクライアントは、信頼できるかどうかあやしいということになります。仕事でわからないことや問題が出たときのためにも、スムーズに連絡がとれるか確認しておくといいでしょう。顔の見えないクラウドソーシングだからこそ、意思疎通は重要な仕事の1つになります。